MIYAKO A.I.R.(アーティスト・イン・レジデンス)

2021年7月〜2022年3月

宮古市に滞在し、新しい舞台芸術を市内外に発信

アーティストが宮古市に滞在し、新しい舞台芸術作品を創作する『MIYAKO A.I.R.』。
2021年度は音楽×ダンス、演劇×ダンスの2作品を製作し、その成果発表公演を行います。
宮古市で立ち上がり、広い世界へ旅立つ作品をお楽しみください。

クラシック音楽×ダンス
ベートーヴェン「交響曲第9番」を踊る

滞在期間 2021年12月13日(月)〜19日(日)
公演日程 2021年12月19日(日)
会場 大ホール
アーティスト

森下真樹 (振付家・ダンサー・森下スタンド主宰)
幼少期に転勤族に育ち転校先の友達作りで開発した遊びがダンスのルーツ。 
これまでに10か国30都市以上でソロ作品を上演。様々な分野のアーティストとコラボし活動の場を広げる。 2013年現代美術家 束芋との作品『錆からでた実』を発表し第8回日本ダンスフォーラム賞を受賞。2017年より自身のソロ「ベートーヴェン交響曲第5番『運命』全楽章を踊る」(振付:MIKIKO、森山未來、石川直樹、笠井叡)を展開。100人100様をモットーにワークショップや作品づくりを行う。周囲を一気に巻き込み独特な「間」からくる予測不能、奇想天外ワールドが特徴。若手ダンサーを中心としたカンパニー森下スタンドを主宰。

日本フィルハーモニー交響楽団(映像出演)
指揮者の渡邉曉雄が中心となり1956年に創立されたプロ・オーケストラ。輝かしい指揮者陣とともに築き上げた豊かな芸術性と、幅広い社会性を持った活動を行っており、音楽の素晴らしさ、面白さを届ける活動に加えて、地域コミュニティの活性化や、300回を超える東日本大震災の被災地での活動、ワークショップを含む多彩な教育活動など、オーケストラが社会に果たす役割の新たな可能性に挑み続けている。

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演劇×ダンス
1万年前に1cmだけ小さかった山

宮沢賢治の作品を原案に劇作家とダンサーが作品を製作し、発表公演を行います。

滞在日程 2021年7月、2022年2月〜3月
公演日程 2022年3月27日(日)
会場 宮古市民文化会館または市内施設ほか
 アーティスト

穴迫信一

1990年生。2012年に福岡県北九州市でブルーエゴナクを旗揚げ。以降、全作品の作・演出を務める。地域を拠点に国内外に通用する新たな演劇の創造と上演を趣旨として活動。リリックを組み込んだ戯曲と、発語や構成に渡り音楽的要素を用いた演出手法を元に、〈個人のささやかさ〉に焦点を当てながら世界の在り方を見いだそうとする作風が特徴。これまでに市場や都市モノレールでのレパートリー作品を製作するなど、地域との共同製作も多数。2020年、豊岡演劇祭2020フリンジプログラムでは豊岡市竹野町に滞在し、現地の盆踊り振興会の伴奏のもと『ザンザカと遊行』を上演。2021年、TOKAS OPEN SITE 5では『Coincide 同時に起こること』をオーディオ作品として発表。2020-2021年度セゾン文化財団セゾン・フェローΙ。

北尾亘
幼少期よりミュージカルを中心に舞台芸術に関わり、クラシックバレエからストリートダンスまで多様なジャンルを経験。2006年より木佐貫邦子に師事。2009年ダンスカンパニー「Baobab」を旗揚げ、全作品の振付・構成・演出を担う。単独公演ほか国内外のフェスティバルに参加。ダンスアーティストへ向けたフェスティバル『DANCE×Scrum!!!』を主催、自らディレクターを務める。振付家として、柿喰う客や木ノ下歌舞伎、KUNIO、ロロなど舞台作品のほか、NHK連続テレビ小説『半分、青い。』などTVドラマ、CM、映画にも振付を提供。ダンサー・俳優として、近藤良平、多田淳之介、杉原邦生、中屋敷法仁、山本卓卓などの作品に出演。俳優4人の演劇ユニット「さんぴん」メンバーとしても活動。また、日本全国でWS講師やアウトリーチ活動、市民参加作品創作などを展開しダンスの普及活動にも積極的に取り組む。尚美学園大学・桜美林大学非常勤講師。急な坂スタジオサポートアーティスト。地域創造公共ホール現代ダンス活性化事業登録アーティスト(平成27~28,30~令和2年度)トヨタコレオグラフィーアワード2012オーディエンス賞、横浜ダンスコレクション2018コンペティションIベストダンサー賞ほか、多数受賞。

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