宮古市のほか三陸地域に滞在し、劇場を拠点としたアーティストの製作支援を目的としたアーティスト・イン・レジデンス事業です。
三陸地域や岩手の生活・文化・風土に触れながら、新たな作品制作やリサーチ、地域との交流やサヴァティカル(休暇・充電)などを行うプロジェクトです。
横山 彰乃 |
|
ダンサー / 振付家
長野県大町市出身。2016年よりダンスカンパニーlal bansheesを主宰する。
感覚に着目した独自のムーヴメントを探求する。見落として通り過ぎてしまうような現実をファンタジックに切り取った情景を意識した空間作りと、音との繋がりが緻密で性別に囚われない振付で、包みきれないものや意図せず溢れ出てしまうダンスならではの瞬間を踊り立ち上らせる。
近年の主な作品に、全編生演奏による『幽憬』、再演を続けるlal banshees『海底に雪』、ヨーロッパダンスプラットフォームであるAerowaves, Spring forward招聘ソロ作品『水溶媒音』など。横浜ダンスコレクション2020 審査員賞、第16回日本ダンスフォーラム賞等受賞。セゾン文化財団セゾン・フェローⅠ
|
中屋敷 南 / 中村 理 / 中瀬俊介 |
|
[ 中屋敷 南 ]
ダンサー/振付家。神奈川生まれ、育ち。
中学一年で、部活動のダンスと出会う。創作ダンスの経験から始まり、現在も作品を作り続けている。人間の感情、感覚、内包された欲望の表出を、繊細で表情豊かな動き、振付で表現する。内的でありながらも、身体から剥ぎ取ることのできない社会からの影響を俯瞰し、観る側の領域へ、繊細さと暴力性を持ちながら、アイロニカルに切り込む。
ヨコハマダンスコレクション2021-Dec 奨励賞(2021)、同コンペティション最優秀新人賞(2015)、象の鼻テラス FSP2021 最優秀賞受賞(2021)。
横浜国立大学 教育人間科学部 学校教育課程 保健体育専攻 卒業
横浜国立大学大学院 都市イノベーション学府 建築都市文化専攻Y-GSC 修了
現在、同大学大学院 Y-GSC スタジオアシスタント/県内専門学校の「身体表現(保健体育)」講師としても勤務
|
|
[ 中村 理 ]
ダンサー/絵描き
’07年に身体表現と出会い、様々な振付家/演出家の作品に出演。’17より田畑真希主宰「タバマ企画」に参加。自作品も多数発表し、’22に自身初のソロ公演を開催。近年の主な出演作としては『導かれるように間違う』(松井周 作/近藤良平 演出)、『ALIEN MIRROR BALLISM』(岩渕貞太 振付) などがある。
絵描きとしても活動し、’23に初の個展を開催。
目に見えるもの/見えぬものの手触りや重さを手がかりに、踊る事・絵を描く事・生活する事のあわいを身体と共に行き来し続けている。
|
|
[ 中瀬 俊介 ]
映像作家/ドラマトゥルク
1983年生まれ,横浜在住。和光大学文学科在学時からライブコンサートの映像演出や,企業広告の仕事を始める。
2009年より1年間世界を回り,また2012年にも2周目となる世界一周を果たす。
2017年,Dance Company Baobabに加入。映像のみならず,ドラマトゥルクとして主宰の北尾亘とともに作品の創作に関わる。
これまでに岡本優,笠井叡,中村蓉,中屋敷 南,山田うんなどの舞台作品に映像演出で参加。
|
私道 かぴ |
|
1992 年生まれ。作家、演出家。京都を拠点に活動する団体「安住の地」所属。身体感覚をモチーフにした戯曲『いきてるみ』で第19 回OMS 戯曲賞佳作を受賞。脚本・演出を担当した短編演劇『アーツ』が第16 回せんがわ演劇コンクールにてオーディエンス賞を受賞。
映像作品「父親になったのはいつ? / When did you become a father?」が国際芸術祭あいちプレイベント「アーツチャレンジ2022」にて入選。「茨城水郡線 奥久慈アートフィールド2022」に選出され、駅舎にて音声を使ったインスタレーション作品を展示するなど、美術分野でも作品を発表している。
|
|
|
金子 未弥 |
|
神奈川県生まれ。2017 年多摩美術大学大学院美術研究科博士後期課程修了。「人の記憶も都市を構成する要素であるならば」という考えのもと、人々の記憶にもとづいた都市をテーマにした作品を発表している。主にインスタレーションや公開制作という手法を用いて、参加者の記憶や経験を辿るワークショップを行い、実在しない都市の姿を顕在化させるなど多様な手法で都市を追求した作品を発表している。KYOTO STEAM 2022 国際アートコンペティション 準グランプリ受賞。主な展示として3331 GALLERY #044 3331 ART FAIRrecommended artists 金子未弥 個展「未発見の小惑星観測所」、3331 Arts Chiyoda(東京,2022)、KYOTOSTEAM 2022 国際アートコンペティション,京都市京セラ美術館 (京都,2022)他
|