【レポート】鍬ヶ崎大漁踊り復興プロジェクト

舞踊復興×伝統芸能「日本舞踊|鍬ヶ崎A.I.R」

2019年8月〜2020年1月|宮古市民文化会館
鍬ヶ崎にかつてあった花街には「大漁踊り」という日本舞踊がありました。時代の変遷とともに花街の姿がなくなり、また継承者もなく現在踊ることのできる人はいません。この事業ではその「大漁踊り」を復活させ、地域の活性化を目的に行いました。


8月。日本舞踊泉流の泉秀樹さんと幼少期鍬ヶ崎の料亭で大漁踊りを見たという市民をお招きし対談。
会館やみやこ市民劇ファクトリーが集めた資料を見ながら当時のお話を伺いました。

12月〜1月。8月に聞いたお話から泉さんが振付を創作。みやこ市民劇参加メンバーに振付しました。

振付 泉秀樹
日本舞踊家。泉流三代目家元。
2代目泉徳右衛門に師事。主催公演、文化庁事業等、桜美林大学での指導の他、ワークショップ開催など普及と研鑽につとめる。
文化庁・公益社団法人日本舞踊協会主催 新春舞踊大会 平成25年度に置いて最優秀賞を受賞。
NHK-Eテレ「にっぽんの芸能」などテレビ出演。
令和元年度9月15日に泉流主催公演 泉会が国立劇場にて開催され「長唄 鳥羽の恋塚」を演じる。
滞在日程 ①8月22日〜24日:交流会・勉強会
②12月21日〜22日:振付①
③1月25日〜26日:振付②

2月。みやこ市民劇第二回公演「鍬ヶ崎エレジー 激闘!宮古港海戦」の劇中で大漁踊りを披露しました。