【聴講生募集中!】劇場演劇部 放課後 ことばの実験
聴講生募集中!
演劇部がない宮古市で、宮古市民文化会館を拠点にして活動する期間限定の部活、「劇場演劇部」。
中学生、高校生の《演じたい、作りたい》を叶える場所として毎年実施しています。
話す、聞く、動く、書く。
ふだんの部活では出会えない、ことばを「書く」ことばを「演じる」先輩たちがやってくる。
演劇をつくる人、笑いを生み出す人、詩を書く人。全6回のオンライン講座と、3日間の合宿で、ことばの新しい使い方にふれて、自分の表現を見つける。ちょっと変わった放課後。
用もなく開ける冷蔵庫は眩しくて、まもなく窓から差し込む朝日にわたしは辟易とする。朝はすぐ来る。
同じとき、光る鱗を持つ魚が青く深い海を泳いでいる。家族はまだみんな寝ていて、私だけが小さい頃にみんなで見た花火をなぜか思い出している。朝6時、支度をするわたしを映す鏡がきらめく。私はさまざまな光を反射して生きている。
これは、未来も過去も嘘も本当もイメージも現実も反射する、不思議な光の旅。わたしもいつか光になったら。
わたしは毎日いつ友達が出来てもいいように手紙を持ち歩いていて、どこかふとしたタイミングにそのような、よい関係になってよさそうな人が見つかれば、そして、もし仲良くなれたなら、その日の帰り際にこれを渡す。いつかできる友達との、いつか来る別れにむけて、あらかじめ書いた手紙。それは「さようなら」から始まりたいから。
地方都市。高校1年生の季節は早くこの街から出たい。「この街には美しいものも場所も何にもないただずっと海のにおいがするだけ。大人は海を夕日を花を美しがったりするけど私にはちっともピンと来ないし、美しいと言われているものたちにはみんな、何か思わなきゃいけないような圧がある。
私は何も思わない。思わないことを誇りに思う。」同じく高校1 年生の山鳥はもうすぐこの街から出ていく。「例えば教室のドアが5cm だけ開いている。男子の机の中でカレーパンが腐っている。夕日が静かに差し込んでいる。私とあなたがいる。そういったことがこの場所を変える。季節はまだ知らないだけ。」それは短い夏。