三陸AIR/AIR

2026年5月-2027年3月

宮古市・三陸地域に滞在し、劇場を拠点としたアーティストの製作支援を目的としたアーティスト・イン・レジデンス事業です。
現代のアーティストと地域の出会いの場作りとしてワークショップやアウトリーチ、滞在の成果発表を実施するほか、宮古・三陸地域固有の文化体験や「学ぶ防災」などのアクティビティを提供し、地域とアーティストの文化的な善循環を目指します。

2026年度レジデンス・アーティスト

宮古市や下閉伊地域の生活、歴史、文化等をリサーチするほか、地域交流プログラムとして学校をはじめとしたアウトリーチやワークショップを行い、滞在成果発表を行います。



CamerataProject
角直之・星野善晴
CamerataProject(カメラータ・プロジェクト)
日本のオペラ関連プロジェクト。新作オペラの創作・上演、現代音楽作品の紹介、舞台芸術研究、教育活動など、多角的な実践を通してオペラの魅力を探求・発信してきた。演出家、作曲家、演奏家、美術家など、多様な分野の専門家が参加し、実験作品から大規模公演まで、幅広いプロジェクトを展開している。
角直之
島根県出身。出雲芸術アカデミーを経て東京藝術大学音楽学部楽理科卒業。国内外で演奏や研修を重ね、オペラを中心に台本・演出として活動。小劇場オペラ《出雲阿国》をはじめ、《箱》《いちとしいけるもの》など新作も多数手がける。校歌・歌曲の作詞、各地のオペラ公演演出助手や企画制作も担う。CamerataProject主宰、日本演出者協会会員。
星野善晴
東京都出身。東京藝術大学大学院ほかで建築を学ぶ。建築的思考を基盤に、空間・身体・環境の関係を探究し、舞台美術やアートプロジェクトを展開。小劇場オペラ《出雲阿国》、オペラ《箱》、『綾なす磁場》などに参加。法政大学教務助手、尚美学園大学兼任講師として教育にも携わる。日本演出者協会会員。



涌田悠

短歌を詠むダンサー/振付家。3歳よりモダンダンスを始める。
振付家として、「からだと世界の触れ合うところに生まれる言葉と踊りの関係性」に興味を持ち、2014年より自作短歌と共に踊る作品〈短歌deダンスシリーズ〉を展開、これまでに15作品を国内外で発表。
’17年『涌田悠第一歌集』が台北に招聘。’20年『涌田悠第三歌集』がSTスポット主催【ラボ20#22】にてラボアワード受賞。
’21年より、異ジャンルアーティストと協働する街歩きリサーチによる創作に力を入れ自主企画を行う。
自主公演として『涌田悠第四歌集 川風の星』(’22年・STスポット)、『ヤッホー、跳べば着く星』(’24年・水性)、吉祥寺シアター主催【吉祥寺ダンスLAB.vol.5】に招かれヴォーカリスト/田上碧との共作『千年とハッ』(’22年・吉祥寺シアター)を発表。
美術館や地方公共ホールでの滞在制作を実施する他、街中でのツアーパフォーマンスの上演など創作の幅を広げる。
ダンス未経験者や子どもを対象に、ダンスWS ・街歩き短歌創作WSなどを多数開催。
歌人として、【第四回笹井宏之賞】大森静佳賞受賞。

 

宮古市民文化会館に滞在し、学校向けの鑑賞作品を制作します。



黒須育海
ブッシュマン主宰。2018年よりコンドルズメンバー。 異形な身体性を探求する独自の世界観で注目を集め、東京芸術劇場シアターウエスト、世田谷シアタートラムでの公演をはじめ、愛媛、愛知、福岡、沖縄など全国各地で作品を発表。これまでに韓国、香港、台湾、マカオ、ハンガリー、ルーマニア、マレーシアなど海外にも招聘されている。
身体性にこだわり、ダンサー一人ひとりの一挙手一投足に緻密な演出を行う作風が特徴。同時に、コンテンポラリーダンスの原点を見つめ直しながら、身体表現の新たな可能性に挑戦し続けている。 また、ダンス経験の有無を問わず、障害のある方、子ども、高齢者を対象としたワークショップやアウトリーチ活動を積極的に実施。ダンスを通して身体を動かす楽しさや表現の多様性、言葉に頼らないコミュニケーションの可能性を伝え、コンテンポラリーダンスを社会にひらく取り組みを行っている。「公共ホール現代ダンス活性化事業」登録アーティスト。 特別支援学校肢体不自由部門にて10年間勤務した後、現在は児童教育を主とする大学で非常勤講師を務める。


ブルーエゴナク

穴迫信一を中心に北九州を活動拠点とした劇団として2012年に結成。北九州、京都、東京の三都市を拠点に、普遍的かつ革新的な演劇作品の創作をコンセプトに活動。 これまで劇場をはじめ、商店街の路上、ショッピングモール、全長60メートルのモノレール車内など多彩な場所で演劇を製作する。 主な作品にTOKAS OPEN SITE 5 オーディオ作品『Coincide 同時に起こること』(2021)、 豊岡演劇祭2023フリンジプログラムにて豊岡市竹野町に滞在し現地の盆踊り振興会の協力のもと上演した『ゆきさきは環(めぐ)る』(2023)、 岩手県宮古市の高校生鑑賞事業演目として初演、その後森下スタジオにてリクリエーションを行い東京と北九州にて上演した『変身』(2024-2025)などがある。

 

これまでに滞在経験のあるアーティストが再び宮古市に滞在し、作品制作や地域交流プログラムを行います。



川北輝

1998年3月10日生まれ。メディアアーティスト/研究者/松山東雲短期大学 助教/ダブルマスター。北陸先端科学技術大学院大学 先端科学技術専攻 創造社会デザイン研究領域でアバターのデザインをテーマに知識科学の修士号を取得。臨床心理修士 (専門職)・公認心理師。AI (人工知能) やVR (バーチャルリアリティ) などのテクノロジーを活用し、感性や心に関する研究・メディアアート制作を行う。「第3回 デジタルとくしま大賞『港産業 ロボット・DX推進賞』および『大賞』」、「令和5年度 北方領土動画コンテスト 優秀賞」、「第23回 日本感性工学会大会 優秀発表賞」など、芸術や研究関連の受賞多数。SDGsに関する作文・小論文/クリエイティブコンテストの実行委員、児童文学「てるぽんとSDGsをめぐる旅」の執筆、テクノロジーとアートによるメンタルヘルス支援 (すべての人に健康と福祉を) など、SDGsに幅広く取り組んでいる。

 

地域交流プログラムのほか、リサーチをメインに市内の歴史や文化を巡るショートレジデンス。


Photo by Dan Bellman


小野彩加 中澤陽
スペースノットブランク
二人組の舞台作家・小野彩加と中澤陽が舞台芸術作品の創作を行なうコレクティブとして2012年に設立。舞台芸術の既成概念と、独自に研究開発する新しいメカニズムを統合して用いることで、現代における舞台芸術の在り方を探究し、多様な価値創造を試み続けている。固有の環境と関係から生じるコミュニケーションを創造の根源として、クリエーションメンバーとの継続的な協働と、異なるアーティストとのコラボレーションのどちらにも積極的に取り組んでいる。主な上演作品(括弧内は初演年)として、『ラブ・ダイアローグ・ナウ』(2017年)、『フィジカル・カタルシス』(2019年)、『ウエア(原作:池田亮)』(2020年)、『光の中のアリス(作:松原俊太郎)』(2020年)、『舞台らしきモニュメント』(2021年)、『松井周と私たち(原案:ジェローム・ベル『ピチェ・クランチェンと私』(2015年))』(2023年)、『原子』(2025年)、『ダンス作品第3番:志賀直哉「城の崎にて」』(2025年)、『魔法使いの弟子たちの美しくて馬鹿げたシナリオ(作:松原俊太郎)』(2025年)、『フィジカル・カタルシス:ダンス作品第7番』(2025年)、『いわき芸術文化交流館アリオス』(2026年)など。主な受賞歴として、第8回せんがわ劇場演劇コンクール グランプリ(2017年度)。利賀演劇人コンクール2019 優秀演出家賞二席(2019年度)。ヨコハマダンスコレクション2022コンペティションⅠ 城崎国際アートセンター賞 および 若手振付家のための在日フランス大使館・ダンス リフレクションズ by ヴァン クリーフ&アーペル賞 (2022年度)など。Dance Base Yokohama レジデントアーティスト(2023年度–2025年度)。Dance Base Yokohama Wings クリエイター(2024年度-2026年度)。
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芸術家派遣事業

宮古市民文化会館では、芸術家を幼稚園や学校、福祉施設などに派遣し、地域住民と子どもたちに多様な芸術体験を提供するアウトリーチ活動を展開しています。授業や地域における部活動のサポートをはじめ、これからの若者の育成を支援する取り組みも行います。

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