野木青依のおしゃべりマリンバコンサート
きて みて さわって♪
かつて平安の頃、都から流刑された一人の皇子が、宮古に暮らしていたと言います。皇子はこの地に馴染むことはなく、自らの悲運を嘆いて海に身を投げて命を落とします。その亡骸を見つけたのは、皇子が可愛がっていた鶏でした。皇子の墓はその後黒森神社となり、亡骸の見つかった土地を磯鶏と呼ぶようになったそうです。
多分、全部嘘です。
そんな時代に都から三陸まで人が(ましてや貴族が)越してきたとは考え辛いし、僕らがこれまで会った、宮古に移住してきた人たちは、皆この地が大好きで、馴染めずに死んだというのは説得力に欠けます。しかし、そんな王子様の人生を夢想してみる。彼はきっと寂しさを埋めるため、土地の人を集め、歌会を催したのではないかと思うのです。平安人にとって歌会というのは、要はカラオケです。
そこで私たちも、宮古市民文化会館の大舞台を借りて、カラオケパーティーを開こうと思います。歌をうたいに来てください。あるいは、歌うひとを見に来てください。
出演 | 山田カイル(演出家) 木村玲奈(振付家/ダンサー) |
日時 | 2023年1月15日(日)13:00開演(30分前開場・受付) |
会場 | 大ホール |
入場料 |
「歌うたうチケット」 500円 *「歌うたうチケット」及び「見るだけチケット」について |
プレイガイド | ・宮古市民文化会館(月曜休館) ・WEB予約:https://forms.gle/6GuZwgHD2aECNrNp6 |
お問い合わせ | 宮古市民文化会館 TEL:0193-63-2511 |
チラシ | PDF(表/裏) |
主催:公益社団法人日本芸能実演家団体協議会、アーツライブいわて実行委員会、特定非営利活動法人いわてアートサポートセンター
制作:宮古市民文化会館
タイトル | 「夜明けの国のコッコ・ドゥードゥル・ドゥー」お手紙ワークショップ&映像ワークショップ |
内容 | 今回の滞在で創作する「夜明けの国のコッコ・ドゥードゥル・ドゥー」は、流刑の身となった人々の暮らしと営為をモチーフにした、参加型の舞台作品です。
今回のワークショップでは演劇的な視点から、歴史上の流刑者の立場を想像し、元いた場所に残した家族や友人に送る手紙を執筆したり、訪れた場所の映像記録を撮影するといったワークショップを行います。
参加者の皆さんが執筆した手紙、撮影した映像は1月15日に行われる公演の作中で使用いたします。
|
日時 |
お手紙ワークショップ 2023年1月7日(土)13:00~14:00 映像ワークショップ 2023年1月7日(土)15:00~16:00 |
会場 | みやっこハウス(宮古市末広町8-24) |
参加費 | いずれも無料 |
応募資格 | なし(小学校低学年以下は家族同伴。家族での参加歓迎) |
定員 | 各回10名まで |
お申込み | ・宮古市民文化会館(月曜休館) ・WEB予約:https://forms.gle/bb9vEii7CAYTeZcE6 |
お問い合わせ | 宮古市民文化会館 TEL:0193-63-2511 |
【IWATE AIR/AIR】アーティスト・イン・レジデンス アーティスト・イン・レジデンスとは、芸術家が一定期間ある地域に滞在し、普段とは異なる環境で作品を作ったり、その土地のリサーチを行うものです。 【8月6日】 【8月7日】 【8月8日】 【8月9日】 |
©︎Megumi Oku |
|
|