公演概要
日時 |
令和7年3月2日(日) 開演13:00 ※30分前開場 |
会場 |
宮古市民文化会館 中ホール |
チケット |
入場料 無料(要整理券)
▶︎配布場所|宮古市民文化会館、イーストピアみやこ、市内総合事務所(川井、新里、田老)
※1月13日(月)配布開始 |
お問合せ |
宮古市民文化会館 TEL:0193-63-2511 |
チラシ |
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出演団体
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ゲスト 平倉神楽|早池峰嶽流平倉神楽保存会(遠野市)
平倉神楽は、岩手県遠野市上郷町平倉地区に伝承されている神楽で、明治34年(1901年)遠野市宮守町の塚沢神楽から伝わったものです。塚沢神楽は、ユネスコ無形文化遺産、国指定重要無形民俗文化財である嶽神楽(花巻市大迫町)の弟子神楽であり、平倉神楽は嶽神楽の孫弟子にあたります。
昭和40年代半ばには衰退していましたが、昭和63年に保存会を結成し、平成12年には花巻市東和町嶽流石鳩岡神楽に指導を仰ぎ、嶽流の神楽舞を習得、再興しました。現在では30演目を習得し、近隣の神社祭礼やイベントなど年間20数回の公演を行っています。
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黒森神楽|黒森神楽保存会
黒森神楽は、山口に鎮座する黒森神社を本拠地としています。正月になると、黒森神社の神霊を移した「権現様」(獅子頭)を携えて、岩手県沿岸の集落を廻り、家々の庭先で権現舞を舞って悪魔祓いや火伏せの祈祷を行います。夜は宿となった民家の座敷に神楽幕を張り、夜神楽を演じて五穀豊穣・大漁成就や天下泰平などの祈祷の舞によって人々を楽しませ祝福をもたらしています。この巡行は旧盛岡藩の沿岸部を、黒森神社から久慈市まで北上する「北廻り」と釜石市まで南下する「南廻り」に隔年で廻村し、江戸時代初期からその範囲は変わっていません。
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江繋早池峰神楽|江繋早池峰神楽保存会
江繋地区は、古来から信仰を集めてきた霊峰早池峰山の登り口に位置し、閉伊七社明神のひとつである八坂神社には、元禄3年(1690年)の権現様(獅子頭)があります。
かつては八坂神社をはじめ地区内8社の例祭で神楽を奉納し、下村神楽ともいわれていました。江繋では、神楽、鹿踊、剣舞、さんさ、御戸入、豊年踊りを伝承しており、小学生から高校生を中心に地区一体となって伝承活動に取り組んでいます。
寅走り、一草、庭雀など荒舞を得意とし、天女も伝承しています。
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末角神楽|末角神楽保存会
末角神楽は、早池峰神社氏子の願いを受けて、旧川井村大字小国字土沢の神道家豊坂因幡が文政2年(1819年)に津守兵庫から伝授を受け、氏子に伝えた神楽です。
毎年、8月の加茂神社、9月の早池峰新山神社の祭礼で神楽を奉納し、小正月には火祭りとして夜神楽を舞い、権現舞によって火伏せを祈願しています。かつては、早池峰山を信仰する漁業者に請われて大漁成就、海上安全のため、田老から大槌まで三陸沿岸を廻りました。式六番のほか、水神舞、普勝舞、清剣舞などを伝承しています。
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みやこコミュニティシアター
文化で集う、みんなで創る
市民や文化団体が文化芸術コミュニティに参加する機会を創出することを目的とした事業です。
豊かな自然と風土に育まれ、脈々と受け継がれてきた誇るべき芸能。
神楽や鹿踊りなど30団体以上の郷土芸能のほか、太鼓、民謡、新舞踊など多様に残されている芸能があります。
観光事業者と連携し海外の芸術家や観光客への情報発信を行うなど、市内固有の文化芸術の発信にも努めます。
主催|宮古市郷土芸能団体連絡協議会、NPO法人いわてアートサポートセンター
共催|宮古市・宮古市教育委員会
企画・制作|宮古市民文化会館(令和6年芸術文化事業|みやこコミュニティシアター)
助成|文化庁文化振興費補助金(劇場・音楽堂等機能強化推進事業(地域の中核劇場・音楽堂等活性化事業))
独立行政法人日本芸術文化振興会